窯変ヘラ目茶盌　New!

この茶盌は器の表面を竹べらでこそいで、ヘラ目を入れています。虫明伝統の灰釉が掛かり、深みのある若草色の中に所々、枇杷色になっていて、窯変（ようへん）と呼ばれる発色になっています。正面には青白いワラ灰釉と緑色の織部釉が程よく流れ、いい色合いになっています。落ち着いた色合いと侘びた風情が感じられるいい茶盌です。

桐箱です／１２×８.５（cm）