ぐい呑
ぐい呑
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このぐい呑は、虫明伝統の天然松灰を基調とした灰釉を掛けています。器全体が窯変(ようへん)と呼ばれる深みのある若草色と枇杷色(びわいろ)が入り交じった色合いです。950度から松木をくべって釉薬が煙を吸った部分が若草色、すってない部分が枇杷色に発色した煙の流れの作用による人工的ではない自然に出来た色合いです。正面には青白い乳濁釉が掛かり、指で前押しをしているので、ぐい呑を持った時に手にしっくりきます。口縁の柔らかな作りは口当たりも良く、普段使いにぴったりのぐい呑です。
桐箱付/6.7×6.7×5.5(cm)
※画像はサンプル品です。手作りのため、サイズや色合いなど多少の違いがある場合がございます。