裳掛小学校5、6年生陶芸体験授業

先日、地元の裳掛小学校の児童たちが地元の伝統工芸を学ぶ2年に1回の陶芸体験と作品見学にギャラリーと工房を訪れました。

 

初めにギャラリーで虫明焼やその歴史、特徴などを説明した後、事前学習をしてきた児童たちが質問をするという形で進んでいきました。

 

この2年に1回の陶芸体験に加えて、体験授業のない昨年度は今の6年生に学校で映像を100枚程度使って、作品鑑賞と作業工程などの授業をしました。

 

そこで児童からの質問の前に何人かに試しで特徴や歴史についてこちらから質問してみました。こちらから指名したので、ちょっと驚いた様子でしたが、ちゃんと抑えるべきところは頭に入っていたようで、授業の成果が感じられました。

 

体験では手練りで湯呑を作ってもらいましたが、作るうちに茶碗になったり、置物に変わったりとそれぞれに着地点は変わりながらも、例年になくスムーズかつ、いい仕上がりになりました。

 

最後に電動ロクロで楽しんでもらい、終了です。

児童たちはいつもと違う体験を楽しんでくれた様子です。秋には仕上がる予定なので、いい焼けになるよう頑張ります。