こども園での陶芸体験

今週、裳掛こども園の年長の子供たちを対象に箸置きの制作体験をしました。

 

 

園長先生たちからの要望を受けて、こども園の  ある地元、虫明の伝統工芸を知ってもらおうと企画しました。

 

枕型の箸置きの石膏型に予め用意した適量の土を箸置き一つに対して二つの型に嵌め込んで、二つの型を合わせて、一つの箸置きを作りました。

 

 

1人3個ずつ作り、2個は木を彫った印花を自由に押して、1人1人自分だけの箸置きが出来ました。残り1個は装飾をせず、園児には秘密でコバルト釉を掛けて渡そうと思っています。

 

園児が少ない小規模の園ですが、ここでしか体験できない特色のあるこども園運営の一助になるのであれば嬉しいです。地元のために来年以降も続けていきたいと思います。

 

先日、窯元ギャラリーにNHK福岡放送局アナウンサーの姫野美南さんがいらっしゃいました。

 

姫野さんは昨年まで岡山放送局で勤務されていて、その時に虫明焼を知っていたとのこと。今回お休みを利用して初任地岡山を訪れた機会に好みの器を求めて立ち寄ってくれました。

 

岡山をまた訪れてくれ、虫明焼を見にわざわざ立ち寄ってくれたことはとても嬉しいです。焼物に興味を持つ人が減っている中、若い世代の方に焼物に興味を持ってもらえていることは、勇気づけられます。

 

清楚で明るいお人柄で、福岡でもご活躍のようです。近い将来、全国の舞台で姫野さんを見られることを期待したいものです。

(ご本人に了承を得て掲載しています)